多汗症

多汗症とは

多汗症には全身の汗が増える「全身性」と、体の一部で汗が増える「局所性」があります。
局所多汗症は「手掌、足底、腋窩(わき)の発汗が日常生活や社会生活上、大きな障害を生じている状態」で、治療の適応があります。

温熱性発汗

体温の上昇で、全身に発汗を生じる状態。

精神性発汗

精神的緊張により、手掌、足底、腋窩(わき)に生じます。

味覚性発汗

辛い物を食べたときに、顔面に生じます。

医学的に治療を要する病的な発汗とは、主に②精神的発汗を指します。
①や③は、生理的なもので治療の必要はありません。

手掌の多汗症は子供~青年期が多いため、成長とともに自然に軽快することが多いとされますが、テスト用紙が汗で破れたり、インクがにじんだりと、社会生活上大きな障害になることが多いです。
腋窩(わき)は精神的発汗と温熱性発汗の両方が生じるといわれています。
腋窩(わき)の多汗症は衣服へのシミが目立ち、服の色に気をつかうなどの訴えの多い部位です。

局所性多汗症の治療

塩化アルミニウム溶液の外用

②エクロックゲルの外用

2021年11月にわきの多汗症に対し、本邦初の保険適応のある多汗症の外用薬です。

③ボツリヌス菌毒素の局注注射(腋窩)

当院では行っていません。

④イオントフォレーシス(手掌と足底)

水道水を用いて、5~15 mA 直流電流,0~20 mA 交流電流で 20~30 分間の通電する治療です。 クリニックで治療されている施設は少なく、基本的には総合病院で治療が行われます。 ほとんど副作用はありませんが、繰り返し治療する必要があります。

⑤交感神経遮断術

当院では行っていません。これは外科や麻酔科で行われる治療です。手掌の多汗症の有効率は高いですが、別の部位の発汗が増える代償性発汗の合併が問題になります。

内服治療

内服薬は局所療法に比べて副作用があるため、局所療法で効果のない方に行う治療です。
外用剤が外用できない頭部や顔面では内服薬の治療が選択されることがあります。

  1. プロ・バンサイン
  2. グランダキシン
  3. パキシル
  4. 漢方薬 1.補中益気湯 2.黄耆建中湯 など。

②③は、当院では処方していません。

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