しみ・老人性色素斑・肝斑

しみとは?

肝斑とは?しみは、いろいろな種類がありますが、大きく分けて5種類あります。

  1. 老人性色素斑(ろうじんはん)
  2. 肝斑
  3. 雀卵斑(ソバカス)
  4. ADM:後天性真皮メラノサイトーシス
  5. 炎症後色素沈着

しみの種類によって、治療法が違います。まずは、鑑別が大切です。

老人性色素斑

最も多いシミです。これまでに浴び続けてきた紫外線の積み重ねによって出来るシミです。
円形の茶色いシミ、一部にイボ(脂漏性角化症)を伴うこともあります。
紫外線によるシミの代表格で、顔、手の甲、腕など、日光によくあたる部分にできます。
最初は色が目立ちませんが、年齢を重ねていくにつれて少しずつ濃くはっきりしてきます。

老人性色素斑の治療法

ハイドロキノン、トレチノイン療法Q、スイッチルビーレーザー

肝斑(かんぱん)

肝斑が生じる根本的な原因は、未だはっきりと分かっていません。ただ、30~50代の女性に好発し、その後は加齢とともに発生率は低下していくため、女性ホルモンのバランスの乱れが関わっているのではないか、と言われています。また、紫外線、メイクや洗顔による刺激は、発症した肝斑を悪化させると言われています。
頬や眼の下などに左右対称にみられる薄茶色のシミで、出産をきっかけに生じることが多いです。
逆に、閉経後には目立ちにくくなります。女性ホルモンによる影響、皮膚の過度な摩擦、ストレスや肌に合わない化粧品などが原因と言われています。

肝斑(かんぱん)の治療法

ビタミンC、トラネキサム酸などの内服

雀卵斑(そばかす)

鼻を中心に左右対称に細かい粒状の茶色いしみで、女性に多く、思春期に目立つようになります。
1つずつのシミは1〜5mm大で、ほぼ均等に並んでいるのが特徴です。
原因は遺伝的なものと言われており、日焼け・妊娠によって症状が悪化します。春から初夏になると色調が濃くなることがあります。

雀卵斑(そばかす)の治療法

Qスイッチルビーレーザー

ADM:後天性真皮メラノサイトーシス

左右対称性に粒状の黒っぽいしみ。頬骨あたり、おでこの外側、小鼻に生じます。ADMはアザの一種で、その多くは成人になってから現れます。
遺伝的な要因が考えられていますが、はっきりした発症理由は不明です。
肝斑との区別が難しく、ADMはそばかすより少し大きく、グレーがかっているのが特徴です。
肝斑と合併しているケースもあり、その場合はまず肝斑の治療を行います。

ADM:後天性真皮メラノサイトーシスの治療法

Qスイッチルビーレーザー

炎症後色素沈着

日焼け、ケガ、やけど、ニキビ、吹き出物などの後にできるしみで、顔面のどこにでも生じます。

炎症後色素沈着の治療法

ビタミンCの内服、ハイドロキノン、トレチノイン療法

外用薬について

当院では、患者様のご希望の多い、ハイドロキノンの外用薬(ディーアールエックス® HQダブルブライトE)の取り扱いをしています。

ディーアールエックス® HQダブルブライトEの費用

2,200円(税込)

シミQ&A

左右対称にシミがあるのですが、肝斑なのでしょうか?

レーザー治療は効果があるのでしょうか?

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